インド最北の地、ラダック(Ladakh)。
ラダック観光の拠点となるレー(Leh)から北西に約160km行ったところに、「花の民」の異名を持つ少数民族が暮らすエリアがあります。
厳密にいうと、「ダー(Dah)村」と「ハヌー(Hanu)村」に分かれているようですが、レーの人たちはまとめて「ダー・ハヌー」と呼んでいます。
この記事では、ダー村へのアクセス方法と村の様子を紹介します。
!注意!
ダー・ハヌーへ行くには、入域許可証(パーミッション)が必要です。
発行はレーのツアー会社で請け負ってくれます。
午前中のうちにパスポートを預けておけば、その日の夕方までには発行されます。
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アクセス
ダー村行きのバスが、レーのバスターミナルから毎朝9時に出ています。
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レーとダー村の間には下ラダックというエリアが広がっており、ぼくは下ラダック観光も兼ねて、ダー・ハヌーまでスクーターで行きました。
寄り道をしながらですが、約9時間かかりました。
レーとダー・ハヌーの間の道はよく整備されています。
時間と体力に余裕がある人は、スクーターやバイクをお勧めします。
参考>>下ラダックの観光情報
ダー村の様子
ダー村はとても小さな集落で、ゲストハウスは2つしかありませんでした。
しかし、観光客はほとんどいないので、飛び込みでも部屋は確保できます。
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インダス川沿いに形成されたダー村は、水資源に恵まれており、緑と水が豊かなオアシスの村です。
住民が「花の民」と呼ばれている理由は、彼らの華やかな民族衣装にあります。
今では祭りの際にしか着用されることがなくなっているそうですが、高齢者の中には普段から民族衣装を着ている人もいます。
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ダー村に暮らす人々は、アレクサンドロス大王の遠征軍の末裔だとも言われています。
そのため、村人の中には南欧系の顔立ちをした人も多くいます。
とても小さな集落ですが、小さい子どもも何人かいて、夕方は外で元気に遊んでいました。
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まとめ
「花の民」が暮らす秘境、ダー・ハヌーの紹介でした。
レーからはなかなか遠いですが、訪れる価値のある場所です。
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