高原の町ウーティ(Ooty)が属するニルギリ山脈は、茶葉の栽培に適した気候です。
日本ではあまり知名度が高くありませんが、ニルギリはアッサムやダージリンと並ぶインド有数のお茶の産地として知られています。

そのため、ウーティ市街から少し郊外に足を運べば、棚田のような茶畑が一面に広がる光景を見ることができます。

本日は、茶葉の名産地ニルギリの、お茶に関する観光地を3つ紹介します。

The Tea Factory

ウーティ市街から、少し山を登ったところにあります。
そのため、とても見晴らしがいいです。

近くにはちょっとしたアスレチックのようなものもあって、レジャー施設のようになっています。

工場内はまず、お茶の歴史を説明する展示があります。
その後は順路に沿って、実際に茶葉が焙煎され、袋詰めするところを見学することができます。

工場自体は小さいので、見学はすぐに終わります。
出口のところで、チャイのサービスがあります。
せっかくのお茶工場なのに、ミルクと砂糖がたっぷり入ったチャイを作ってしまうあたりがインドっぽいですね。

工場を出たところに、お茶の直売所があります。

また、チョコレート工場も併設されており、出来立てのチョコレート菓子を買うこともできます。

Tea Garden

お茶工場の近くにある観光用の茶畑です。
特に何があるというわけではないですが、美しい風景写真を撮ることができます。

衣装の貸し出しもあったりして、フォトジェニックな写真を撮っているインド人がたくさんいます。

Tea Park

山の中にある公園です。
ウーティの市街から少し離れたところにあるので、車で行くことになると思います。

公園ということで、遊具が少しだけあります。
あとは、茶畑が広がっているだけ。

特に何か見どころがあるというわけではないですが、ひたすら風光明媚な風景が広がっています。
まるで、北海道のようです。
南インドらしからぬ涼やかな公園で、のんびり過ごすのもいいですね。

お茶のお土産

お茶の名産地ということで、ウーティ市内にはお茶のお店がたくさんあります。
紅茶や緑茶、烏龍茶といったスタンダードなものから、マサラティーやチョコレートティーといった変わり種もあります。

高品質な茶葉がお手頃の価格で買えるので、ぜひウーティ土産に買ってみてください。

余談ですが、お茶屋さんの店主が「インド人は烏龍茶があまり好きじゃないんだよ」と言っていました。確かに、インド国内で烏龍茶を見かけることはほとんどないですが、本当でしょうか?

まとめ

お茶に関する観光地の紹介でした。
特に大きな見どころがあるわけではありませんが、雄大な自然を見ていると心が癒されます。
夏に訪れても南インドとは思えないほど涼しい気候のウーティ。のんびり過ごしましょう。

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