9世紀から13世紀にかけて、チョーラ朝の都が置かれたタンジャーヴール(Thanjavur)クンバコーナム(Kumbakonam)の近郊には、3つの巨大な寺院遺跡があります。

「大チョーラ朝寺院群」として世界遺産にも登録されている3つの寺院遺跡は、東南アジアや南アジアにおける宗教建築の原型として、後世にも大きな影響を及ぼしています。

まず、1987年に「タンジャーヴールのブリハディーシュワラ寺院(Brihadishwara Temple)」が世界遺産に登録されました。
その後、2004年に「ガンガイコンダチョーラプラム(Gangaikondacholapuram)のブリハディーシュワラ寺院(Brihadishwara Temple)」「ダーラースラム(Dharasuram)のアイラーヴァテシュワラ寺院(Airavateshvara Temple)」が追加登録されました。

タンジャーヴールのブリハディーシュワラ寺院

場所…タンジャーヴール市内
建立…11世紀初頭
指導者…ラージャラージャ1世(チョーラ朝最盛期の王)
特徴…本堂は63mの高さを誇り、建設当時として世界最高層の建造物。本堂頂部の冠石は推定81トン。

他のヒンドゥー寺院の例に漏れず、この遺跡も土足厳禁なのですが、昼間はとにかく暑いので早朝か夕方に訪れるのをお勧めします。

夜の遺跡も風情があります。
入場無料なので地元の人が涼みに来ていたりして、とても良い雰囲気です。

ガンガイコンダチョーラプラムのブリハディーシュワラ寺院

場所…クンバコーナムから35km
建立…11世紀
指導者…ラージェンドラ1世(ラージャラージャ1世の息子)
特徴…タンジャーヴールの寺院遺跡と同名で、建築様式も似ている。わずか20年で作られたが、壁画などの美しさはチョーラ時代随一の完成度を誇る。

ダーラースラムのアイラーヴァテシュワラ寺院

場所…クバコーナムから4km
建立…12世紀半ば
指導者…ラージャラージャ2世
特徴…寺院が山車に見立てられている。全体的に規模は小さいが、彫刻の完成度は高い。

まとめ

それぞれの寺院遺跡は離れた場所にあるので、1日で全て回ることは困難です。
観光の拠点となるクンバコーナムとタンジャーヴールには、他にも興味深い観光地がいろいろあります。
日程にゆとりを持たせて、各町で1泊ずつすることをお勧めします。

参考>>クンバコーナムの安宿レビュー

参考>>タンジャーヴールの安宿レビュー

参考>>クンバコーナムの観光情報

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