12〜17世紀に建立された寺院が立ち並び、今なおインド国内から多くの巡礼者が訪れる門前町、クンバコーナム(Kumbakonam)
町の郊外には世界遺産に登録された寺院遺跡があり、その拠点として訪れる旅行者も多いクンバコーナムですが、市内にも由緒正しいヒンドゥー寺院がたくさんあります。

町中を歩いていると、どこかしらのゴープラム(塔門)が視界に入るほど、ヒンドゥー寺院が多いです。

この記事では、クンバコーナム市内にあるヒンドゥー寺院を4つ紹介します。

参考>>クンバコーナムの安宿レビュー

参考>>クンバコーナム近郊の世界遺産

サーランガパニ寺院(Sri Sarangapani Temple)

建立:チョーラ朝末期〜ナーヤカ朝(13〜17世紀)

信仰神:ヴィシュヌ神

特徴:45mの高さを誇るゴープラムの前に、大祭で使用される大きな山車が置かれている。

参照>>公式ホームページ

寺院内部は写真撮影不可の場所が多いです。

クムベーシュワラ寺院(Sri Kumbeshwarar Temple)

建立:9世紀(15~17世紀に改装・増築)

信仰神:シヴァ神

特徴:クンバーコナム最大のシヴァ派寺院。象がいる。寺院内に宗教グッズを扱う市場がある。

派手にライトアップされているわけではありませんが、夜の寺院も風情があります。

ラーマスワーミ寺院(Sri Ramaswamy Temple)

建立:16〜17世紀

信仰神:ヴィシュヌ神

特徴:全体的にカラフル。本堂周辺の壁に『ラーマーヤナ』の物語が描かれている。

カメラ持ち込み料は100ルピーと、相場にしてはやや高値。

ナーゲーシュワラ寺院(Sri Nageshwara Temple)

建立:主に12世紀

信仰神:シヴァ神

特徴:象の置物がある。儀式が多い。

ぼくが訪れた時は、ちょうどお祭りの準備をしていました。

まとめ

クンバコーナム市内にある4つのヒンドゥー寺院の紹介でした。
いずれも立派なゴープラムを持っており、多くの巡礼者で賑わう寺院です。
それぞれ徒歩圏内に点在しているため、1日で全ての寺院を回ることも可能です。
寺院訪問の際はマナーに注意して、観光を楽しみましょう。

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA