2022年3月1日(火)は、「マハー・シヴァラートリー」でした。
日本語に訳すと「偉大なシヴァの夜」、つまりシヴァ神をたたえる日です。

近所のヒンドゥー寺院で祭事が催されていたため、行ってみました。

なお、この行事に関しては、ぼくの理解が乏しいため、詳細な解説はできません。
写真や動画を掲載するので、現地の雰囲気を味わっていただけたらと思います。

マハー・シヴァラートリーとは

シヴァ神をたたえて、新月の前夜に執り行われます。
シヴァラートリー(シヴァの夜)自体は年に12回訪れますが、そのうち2〜3月のものが最も神聖な日として盛大に祝われます。
夜は寝ずに瞑想を続け、昼は断食をするのが一般的とのこと。

この日は、ネパールやスリランカなどでは祝日にあたります。
インドは州によって対応が異なります。

なお、ヒンドゥー寺院は場所によって祀っている神様が異なります。
そのため、この日を盛大に祝っている寺院もあれば、いつも通りの寺院もあります。
感覚としては、地域によってお祭りの日取りが異なる日本の寺社と似ていますね。

祭りの由来

この日が、シヴァ神を祀る人々にとって重要な日になった理由は諸説ありますが、以下の3つが特に一般的な由来です。

①シヴァ神が、パールヴァーティーと結婚した日。

②シヴァ神が、宇宙の創造・維持・破壊のダンスを踊った日。

③シヴァ神が、乳海攪拌の時に現れた毒を飲んで、世界を救った日。

現地の様子

夜に、シヴァ神を祀るヒンドゥー寺院に訪れてみました。

乳海撹拌が由来になっているように、牛乳が重要な役割を果たすようで、大量の牛乳が置かれていました。

炊き出しのようなものも行われていました。

音楽をガンガンに鳴らして、気分を盛り上げます。
露店はないものの、日本の縁日のようですね。

まとめ

インドのお祭りというと、日本ではディワリやホーリーが有名だと思います。

しかし、多神教のヒンドゥー教では、神様の数だけ祭事があります。
インドを旅行された際は、ぜひ地域のヒンドゥー寺院にも行ってみてください。
何かお祭りをやっているかもしれません。

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