プドゥチェリーの繁華街にある安宿に宿泊したので、レビューを書きます。
結論から言うと、
・清潔感のある個室にできるだけ安く泊まりたい。
・そのためには、ある程度の悪条件は許容できる。
そんな人におすすめです。
インドや東南アジアの超安宿に慣れている人からしたら最高ですが、それ以外の人からしたら「イマイチ……」と感じてしまう部分があると思います。
それでは、細かい項目ごとに感想を書いていきます。
目次
1, 立地 ★★★★☆
プドゥチェリーの中心部は、かつて城壁が築かれていたエリアの中にあります。
Villa de Sri Vaariはその区画の中にあるので、立地はかなり良い方です。
プドゥチェリー観光の目玉である旧フランス人居住区やビーチへは、徒歩15分ほど。
少々歩かなくてはいけないのが難点ですが、その代わりに市場やヒンドゥー寺院にも近く、バランスが取れているとも言えます。
なお、宿の入り口は極狭で、分かりづらいです。
2, 価格 ★★★★★
インドの旅行アプリで予約したところ、1泊あたり880ルピー(約1,320円)でした。
宿泊したのが観光のハイシーズン(2月)だったことを考慮すると、個室でこの価格はかなり安い方だと思います。
3, 清潔感 ★★★★★
まずは部屋の写真を見てください。
かなり清潔感があります。
シーツにはシミや汚れがないし、しっかりベッドメイキングされています。
床もピカピカです。
値段のことを考えると、この清潔感は驚きです。
4, スタッフ ★★★★☆
オーナーは、愛想のいいお兄さんです。
ぼくは2泊したのですが、2日目にはベッドメイクするかを確認してくれました。
サービスが徹底しているわけではありませんが、非常に好感が持てる対応でした。
他のスタッフの対応も誠実です。
5, 設備・アメニティ ★★★★☆
水と電気ケトル、インスタントコーヒーが常備されています。
枕元にはコンセントもあり、電子機器の充電に便利です。
Wi-Fiは自由に使えます。動きが遅い時もありましたが、特に気にならないレベルです。
アメニティに関してですが、バスタオルと小さいボディーソープは用意されていました。
歯ブラシはなかったので、持参する必要があります。
ボディーソープも安っぽいものだったので、こだわりがある人は自分で持って行った方がいいかもしれません。
廊下には、飲料水の蛇口もありました。
ちょっと怖いですが……。
6, 風呂・トイレ ★★☆☆☆
シャワーとトイレが一体化になっているタイプですが、非常に清潔感があります。
ただし、気をつけなければいけない点があります。
それは、トイレットペーパーが備え付けられていないことです。
また、シャワーからはお湯が出ませんでした。
お湯を浴びたい時は、下のバケツにお湯を溜めて手桶で体を流さなければいけません。
<参考> 【インド初心者必見】ギザって何⁉︎インドのシャワーの秘密
これといって欠点はありませんが、一般的な日本人には馴染みのないシステムになっているので、星の数を少なくしています。
インドの安宿に慣れている人からすると、全く問題ないことだと思います。
7, セキュリティー ★★☆☆☆
セキュリティーはガバガバです。
値段相応とも言えます。
はじめの方の写真でも紹介しましたが、宿の入り口は分かりにくくなっています。
また、グランドフロアのオフィスには常に誰かしらのスタッフがおり、犯罪者が入りにくい構造ではあるので、その点は安心できます。
貴重品は常に携帯しておくようにしましょう。
8, 騒音 ★☆☆☆☆
この宿の最大の欠点が騒音です。
宿は活気のある路地に面しており、夜遅くまでクラクションや人の声が響いています。
部屋の窓も簡易的なものなので、外の音がダイレクトに室内に入ってきます。
さすがに夜中には静かになりますが、早く寝たい時は苦労することになります。
物音に敏感な人、早く寝たい人は耳栓を持参することを強くおすすめします。
まとめ
以上、プドゥチェリーの安宿「Villa de Sri Vaari」の宿泊レビューでした。
清潔感や設備に関しては、個室安宿の中でもトップクラスです。
夜間の騒音だけが難点ですが、そこだけ何か対策を考えられれば、非常にいい宿だと思います。