インド最北の地、ラダック(Ladakh)。
ラダック観光の拠点となるのはレー(Leh)という街ですが、そのレーから西側のエリアは下ラダック(Lower Ladakh)と呼ばれています。
インダス川を下った先にある一帯で、特徴的なゴンパや大自然の景観を楽しむことができます。
この記事では、下ラダックで楽しむことができる文化や自然を紹介します。
参考>>【レー日帰り観光】特徴あるゴンパが点在する上ラダック
目次
移動方法
下ラダック観光に際して、手軽に利用できるバスはありません。
車をチャーターするか、スクーターやバイクをレンタルするのが便利です。
下ラダック一帯の道路はきれいに舗装されているので、スクーター初心者でも安心です。
個人的には、天気が良くて暖かい日はバイクやスクーターをお勧めします。
下ラダックは上ラダックよりも、広範囲に観光スポットが散らばっています。
それでは、下ラダックでおすすめの観光スポットを、レーから近い順番で紹介します。
スピトク・ゴンパ(Spituk Gompa)
レー空港の近くにあるゴンパです。
本堂の中は写真撮影が禁止されていますが、薄暗い石窟の中に迫力ある仏像が並んでいるのが特徴です。
また、空港が近いので、離着陸する飛行機が頭上をかすめていきます。
ピャン・ゴンパ(Phyang Gompa)
16世紀に建てられた僧院です。
川の合流地点(Confluence of Indus and Zanskar)
インダス川とザンスカール川の合流地点です。
左から流れてくる方がインダス川、奥から流れてくるのがザンスカール川です。
川の色が異なるのに、くっきりと境界ができているのが不思議です。
季節によって、川の色は変わります。
アルチ・チョスコル・ゴンパ(Alchi Choskor Gompa)
入場料:100ルピー
約1,000年前に作成された仏像や壁画が残っています。
劣化が進んでいるものの、十分に美しいです。
寺院内は全面撮影禁止で、入場時にカメラやバッグを預ける必要があります。
ぼくがこの村を訪れた時、民族衣装を着ている女性を多く見かけました。
たまたまお祭りがあったのか、普段着なのかはわかりません。
ラマユル(Lamayuru)
黄褐色の岩山が広がっており、「moonland(月世界)」とも称されています。
高台にあるラマユル・ゴンパからの眺めが最高です。
スクルブチャン・ゴンパ(Skurbuchan Gompa)
何もないところにぽつんと立っている大きな寺院です。
ぼくが訪れた時、たまたま何かの儀式が行われていて、民族衣装を着た村人が集まっていました。
まとめ
下ラダックの観光スポットの紹介でした。
下ラダックの見どころは広範囲に散らばっています。
レーからの日帰りも可能ですが、途中の村で宿泊を挟むとゆとりを持った観光ができると思います。