インド最北の地、ラダック(Ladakh)。
ラダック観光の拠点になるのはレー(Leh)という街ですが、そのレーから南東方向に広がる一帯は上ラダック(Upper Ladakh)と呼ばれています。
インダス川を遡ったところにあるエリアで、ここには特徴的なゴンパが点在しています。
この記事では、上ラダックに散らばるゴンパを紹介します。
目次
移動方法
寺院巡りに際して、手軽に利用できるバスはありません。
そのため上ラダックの寺院巡りをするのであれば、車をチャーターするか、スクーターやバイクをレンタルするのが便利です。
上ラダック一帯の道路はきれいに舗装されているので、スクーター初心者でも安心です。
個人的には、天気が良くて暖かい日はバイクやスクーターをお勧めします。
それでは、ぼくが巡った上ラダックのゴンパを、レーから近い順番に紹介していきます。
それぞれ写真と共に、特徴を簡潔に書いていくので、ゴンパ巡りの参考にしてください。
シェイ・ゴンパ(Shey Gompa)
シェイ村は10世紀頃にラダック王国の最初の都が置かれた村で、王宮と寺院が隣り合っています。
規模はそこまで大きくないので、サクッと見学できます。
ティクセ・ゴンパ(Thikse Gompa)
入場料:50ルピー
上ラダックのゴンパの中でも最大級の規模です。
食堂や売店が併設されており、観光地化されている印象です。
車道からだと、ホテルの入り口のゲートをくぐって、ゴンパまで行きます。
スタクナ・ゴンパ(Stakna Gompa)
幹線道路から少し外れて、橋を渡ったところにあります。
ゴンパ自体よりも、ゴンパから見える風景が美しいです。
マト・ゴンパ(Matho Gompa)
カラフルな外観で、遠目からはリゾートホテルのように見えます。
ぼくが訪れたとき(2022年6月)は、全面改装中でした。
チェムレ・ゴンパ(Chemrey Gompa)
要塞のような外見が特徴です。
アニメやゲームに出てきそうな佇まいです。
ゴンパの頂上まで車道がつながっています。
タクトク・ゴンパ(Taktok Gompa)
とても小さなゴンパです。
石窟の中に本堂(?)があり、岩の天井に紙幣や硬貨が大量に張り付いています。
へミス・ゴンパ(Hemis Gompa)
入場料:100ルピー
このゴンパには博物館が併設されています。
入場料は博物館の入館料も含まれており、地下にある博物館は想像以上に奥行きがありました。
このゴンパにたどり着くまで、絶景の中を走ることになります。
道中の景色も含めて楽しむことができます。
まとめ
以上、上ラダックに点在するゴンパの簡単な説明でした。
ぼくはスクーターで全ての寺院を巡ったのですが、朝から夕方まで丸一日かかりました。
時間がない人は、車をチャーターしていくつかピックアップして訪れるのが良いと思います。
ツーリング中の景色はどこを切り取っても絶景でした。
時間や体力に余裕がある人は、バイクやスクーターをおすすめします。
冒頭でも書きましたが、道路はきれいに舗装されているので、スピードの出し過ぎに気をつければ事故ることもないと思います。