久しぶりにチェンナイに関する話題。
7月に入ってから、チェンナイ市内では以下のような立て看板がよく見られるようになりました。
白いシャツを着て、白い腰巻を巻いた馬のキャラクター。
こちら、今月末に開幕するチェス・オリンピアード(Chess Olympiad)の広告なのです。
第44回大会の開催地がチェンナイだということで、市内は歓迎モードに包まれています。
参考>>Chess Olympiad 2022 公式ホームページ
Chess Olympiad(チェス・オリンピアード)とは?
国際チェス連盟により開催されているチェスの国際大会で、100年近い歴史があります。
基本的に2年ごと、偶数年に開催されています。
44回目となる今大会はチェンナイで開催され、インドでの初開催ということになります。
チェンナイとチェスの関係
「チェンナイでチェス…?」と疑問を抱いた方も多いと思います。
ぼくも当初は疑問に思っていたのですが、調べてみると、チェンナイがあるタミル・ナドゥ州はインド国内でも「チェスの強豪州」として有名であることがわかりました。
まず、18歳の若さでインド初のグランドマスターになり、何度も世界チャンピオンに輝いているヴィスワナータン・アーナンド(Viswanathan Anand)選手は、チェンナイ出身のプレイヤーです。
国際チェス連盟による最高位のタイトル「グランドマスター」を付与された選手は、インドに74人います(2022年6月現在)。
そのうち、なんと25人がタミル・ナドゥ州出身なのです。
小さなスーパーに行っても、おもちゃコーナーにはチェス盤がずらりと並んでいます。
チェンナイは、「インドのチェスのメッカ」として名を馳せているようです。
大会詳細
開催期間:2022年7月28日(木)〜8月10日(水)
会 場 :Four Points by Sheraton Mahabalipuram
チェンナイ市内から車で1時間ほど南下したところにあります。
出場選手:出場国や選手は、以下のサイトから確認できます。
チケット:冒頭でリンクを貼った公式ページから購入できます。
外国人料金で6,000〜8,000ルピーです。
PR動画
YouTubeに公式のPR動画がアップされています。
新名所⁉︎チェスの橋
大会の開催を記念して、マリーナビーチの近くにあるネイピア橋(Napier Bridge)がチェスカラーに塗られています。
早くも新名所になっているようで、車やバイクから降りて記念撮影をしている人がたくさんいました。
夜はきれいにライトアップされているようです。
まとめ
今月末にチェンナイで開幕するチェス・オリンピアードの紹介でした。
開催期間中、世界各地からチェスの強豪が集まると思うとワクワクしますね!