奥深い山脈に阻まれたインド最北の地、ラダック(Ladakh)。
かつては仏教を信仰するラダック王国が栄えていましたが、今はインド領になっています。
今なおチベット仏教が根付いている土地で、インドの他地方とは隔絶した独特の文化と、5,000m級の山々に囲まれた壮大な自然で知られています。
この記事では、そんなラダックの中心都市レー(Leh)随一の繁華街であるメインバザール(Main Bazaar)を紹介します。
アクセス
近くにはレー王宮や博物館があります。
レストランやゲストハウスが密集しているエリアなので、自ずとレー観光の拠点になります。
空港からは約5km。
歩いて行けない距離ではありませんが、高地に体が慣れていないので、タクシー等を使用するのが無難だと思います。
メインバザール(Main Bazaar)
歩いてすぐに往復できてしまうほど短い通り沿いに、土産物屋やレストラン、旅行代理店が密集しています。
上記の写真の通り、車が入れないようになっていて、歩道もよく整備されているので、とても歩きやすいです。
頭上にはタルチョがはためき、赤い袈裟を着た僧侶が歩いていることもあります。
メインバザール内には、チベット難民市場(Tibetan Refugee Market)がいろいろなところにあり、可愛らしい雑貨を買うことができます。
個人的に、メインバザールを訪れるのは夕方をおすすめします。
午前中は開店準備中のお店が多いこと、そして何より日没後の夜景が美しいからです。
オレンジ色の優しい照明が灯された通りは、ヨーロッパのような雰囲気です。
パン屋街
メインバザールの突き当たりに、木造のモスクがあります。
このモスクから左手の小路に入っていくと、ムスリムのパン屋が軒を連ねているエリアがあります。
窯焼きのシンプルなパンですが、焼きたてものものを10ルピーほどで食べることができます。
パン好きの方はぜひ!
まとめ
レーの中心地、メインバザールの紹介でした。
人が多くて活気がありますが、ラダックらしいのんびりした空気が流れている大通りです。
食事やお土産、ツアー申し込みなど、とりあえずここに来ればなんとかなります。