インド最南端の町であるカニャクマリ(Kanyakumari)の海は、マハトマ・ガンディーの遺灰が流された場所です。
コモリン岬にはガンディーの遺灰が安置されていた台があり、今ではガンディー記念堂となっています。
この記事では、カニャクマリのガンディー記念堂を紹介します。
アクセス
コモリン岬の先端、海沿いに建てられています。
ガンディーによる独立運動の象徴である糸車が目印です。
入場料は無料ですが、靴を預けるのに数ルピー必要です。
また、中には寄付を募っているおじさんがいます。
せっかくなので、いろいろ解説してもらうのがいいと思います。
建物の内部
記念堂の中は非常にシンプルです。
ガンディーの遺灰が置かれていた台が中央にあり、その周りにガンディーの写真や簡単な解説が並んでいます。
幼少期や青年期など、日本人にはあまり馴染みのないガンディーの写真を見ることができます。
遺灰の台
ガンディーの遺灰は、1949年2月12日にインド最南端、つまりベンガル湾とインド洋とアラビア湾が合流する場所で海に流されました。
海に流されるまで、遺灰が安置されていた台が記念堂の中にあります。
さて、記念堂の中の写真をもう一度見ていただきたいのですが、遺灰台の上の天井に小さな穴が空いています。
アップにするとこんな感じ。
ガンディーの誕生日である10月2日になると、この穴から陽光が一筋、遺灰の台を照らすように設計されているのです。
まとめ
インド最南端の岬にあるガンディー記念堂の紹介でした。
カニャクマリを訪れた際は、是非立ち寄ってみてください。