チダムバラム(Chidambaram)は、プドゥチェリーとクンバコーナムの間にある小さな門前町です。
この町の見どころは、何と言ってもナタラージャ寺院(Sri Nataraja Temple)。
寺院の名前は「ナタ(踊る)」+「ラージャ(王様)」から来ており、踊るシヴァ神を祀っています。
この記事では、写真を中心にナタラージャ寺院を紹介していきます。
アクセス
チダムバラムはナタラージャ寺院を中心に栄えた門前町です。
そのため、寺院の近くには鉄道駅やバスターミナルもあります。
チダムバラムには寺院以外の見どころはありませんが、プドゥチェリーやクンバコーナムからも日帰りで観光できるところにあります。
ゴープラム(塔門)
タミル・ナドゥ州のヒンドゥー寺院といえば、豪勢なゴープラム(塔門)で知られています。
この寺院も例外ではなく、本堂よりも高いゴープラムで囲われています。
この寺院は、東西南北全ての方角にゴープラムが建てられていて、それぞれ高さや建設年代が異なります。
それぞれに特徴があるので、遠目からでも、近くからでも鑑賞を楽しむことができます。
寺院内部
観光客はあまりいないので敷地内は非常にのんびりしています。
その代わり、各地から集まった巡礼者や近所の人は多く、生活に密着した信仰を見ることができます。
真ん中に本堂があり、その周りはぐるりと塀で囲われています。
寺院の内部は、カタカナの「ロ」のような形になっています。
本堂の中心部分はヒンドゥー教徒しか立ち入れませんが、それ以外のエリアには観光客でも入ることができます。
ただし、写真撮影は厳禁です。
塀の内側
塀の内側、本堂の周辺部分は、非ヒンドゥー教徒でも入ることができます。
どこまで入ることができるのかは分かりづらいですが、特に周りの人から声をかけられなければOKだという認識でいいと思います。
このエリアは写真やビデオの撮影が厳禁で、その雰囲気を伝えられないのが残念ですが、非常に荘厳な空気でした。
信者が密集していて、かなり熱気があります。
また、熱心にお祈りを捧げる声や鐘の音が反響していて、その雰囲気に圧倒されます。
普通のヒンドゥー寺院では滅多に体験できないような光景で、是非とも自分の目や耳などの感覚で確かめてほしいと思います。
まとめ
チダムバラムのナタラージャ寺院の紹介でした。
滅多に外国人観光客が訪れない場所ですが、本堂の様子は一見に値します。
プドゥチェリーやクンバコーナム観光のついでに立ち寄ってみてください。
参考>>プドゥチェリー観光情報
参考>>クンバコーナム観光情報