プドゥチェリーに行くには、南インドの玄関口チェンナイからバスに乗るのが最も一般的です。
プドゥチェリーには鉄道駅もありますが、乗り換えが必要になるらしいので、バスを利用する方が簡単です。

この記事では、チェンナイ⇄プドゥチェリーの移動で、ぼくが利用したバスについて紹介します。

あくまでも自分の体験談であるため、細かい解説記事ではないことをご了承ください。

高速バス (チェンナイ → プドゥチェリー)

往路は高速バスを利用しました。
チェンナイ市内の何ヶ所かで乗客をピックアップした後、プドゥチェリーまで直行するバスです。

高速バスの場合は、チケットの予約が必要です。
ぼくは予約アプリを利用しました。
アプリ経由でなくても、ネットで「Chennai Puducherry bus」と検索して、バス会社のホームページから直接予約することもできます。

参考>> 【インド旅行者必見‼︎】旅行予約アプリ「MakeMyTrip」を紹介

値段は、最安で400ルピー(600円)くらいです。

日本の高速バスと変わらないような清潔感です。

座席は広々としていて快適で、ベッド席もあります。

夜中に数時間の移動をする場合は、ベッド席を選ぶと快適だと思います。
チェンナイ・プドゥチェリー間は3時間くらいなので、普通の座席でも問題ないです。

バスには、エアコン付きのものとないものがあります。
エアコンは、A/C と表記されています。
予約の際に、A/C か non A/C か確認しましょう。
ぼくは2月の涼しい時期に旅行したので、non A/C でも問題ありませんでした。
真夏に移動するときは、エアコン付きのバスを選ぶのが無難だと思います。

早朝のバスを利用したのですが、パンと水が配布されました。
この辺の対応は、時間帯やバス会社によって変わるかと思います。

路線バス(プドゥチェリー → チェンナイ)

プドゥチェリーの市街地から20分ほど歩いたところに大きなバスターミナルがあり、各方面に向かうバスが頻繁に発着しています。

バンガロール行きのバスも見かけたので、南インドの主要都市と結ばれていると思われます。

チェンナイ行きのバスは、バスターミナルの奥の方にあります。

ECR あるいは CHENNAI という文字を探しましょう。
チェンナイとプドゥチェリーは、ECR(East Coast Road)という幹線道路でつながっており、ECRと書いてあれば基本的にチェンナイ向かうバスということになっているようです。

時刻表を見ると、頻繁にバスが発車しているのがわかります。
カウンターには RESERVATION の文字が見られますが、実際は予約なしで乗ることができます。

青い車体のバスが、ECR経由のチェンナイ行きです。
バスの近くには運転手と車掌が立っているので、声をかけるとすぐに発車するバスを教えてくれます。

運賃は155ルピー(240円)で、出発してから車内で支払います。

最低限の清潔感はあります。
シートは硬いわけではありませんが、1時間も座っているとお尻が痛くなります。

こちらは路線バスなので、高速バスに比べると少し時間がかかります。
ただ、チェンナイとプドゥチェリーの間に大きな都市はなく、点在する町で停車する程度なので、所要時間は3時間半ほど。
高速バスよりも30分ほど余計にかかる計算になります。

まとめ

高速バスと路線バスについてまとめます。

  高速バス路線バス
値段400ルピー〜155ルピー
所要時間3時間〜3時間半〜
快適さ
予約不要

高速バスはかなり快適です。
価格も安いです。

その一方で、路線バスも決して過酷なわけではありません。
所要時間はあまり変わらないし、発着数も多いため、使いこなせれば便利な手段です。

大きい荷物を持っている人や真夏に移動する人は高速バス、旅慣れている人は路線バスを利用するのがおすすめです。

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